高濃度酸素をミスト状に噴霧し、毛布などでくるんで「酸素のかたまり」のように扱う崎本式の基本形です。動物のそばに近づける、その上で眠る——それだけで吸入でき、行動変化や行動制限を伴わない酸素介護を実現します。とどめられる範囲は直径30cmほどのため、吸入の安定性・範囲は上のグレードに譲ります。
くわしい解説
高濃度酸素を拡散器を通してミスト上に噴霧、さらに毛布などでくるんでいただく崎本式自由吸入法の基本形です。
酸素は重く、ドライアイスのスモークのような動き方をしますが、大気に触れると濃度が薄い方へ霧散していきます。
毛布などでくるむことによって酸素は染み込むようなふるまいを見せて保護され、霧散する速度をやわらげ
酸素の塊のようにして扱うことが可能になります。
これを動物に近づける、この上で動物が眠るなどするだけで酸素吸引は可能ですので、
行動変化、行動制限を伴わない酸素介護を実施していただけます。
しかし、酸素を保護するものが毛布などだけの状態では酸素を完全にとらえ続けることはできず、
直径30cmほどの範囲にしかとどめられませんので、吸入安定性、吸入範囲では劣る形となります。